診療・各部門の紹介

認定看護師

認定看護師とは

・日本看護協会認定看護師認定審査に合格し、ある特定分野において熟練した看護技術と知識を有することが認められた看護師です。    

・認定証と認定バッジが与えられます (CN:Certifitied Nurse)
・役割は、「実践」「指導」「相談」の3つですが、分野毎に幅広く活動しています。
・看護師の資格を有し、実務経験が5年以上あり、指定された教育課程を6ヶ月以上修了したものが、認定審査の受験資格が得られます。

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認定看護分野

・2011年現在、19分野。
・当院には11分野12名の認定看護師が活動しております。

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相談方法

入院中の患者さまとそのご家族:入院病棟の看護師より各分野の認定看護師に連絡

通院中の方:各科通院中の外来看護師より各分野の認定看護師に連絡
 

感染管理認定看護師

各職員が適切な感染対策を日頃から実践することが感染対策の要となります。そのため、現場で指導できるスタッフの育成に力をいれています!1年間感染管理の研修を受け、一定の基準をクリアした方は、感染制御スタッフとして看護部認定するシステムがあり、毎年、意欲的な認定者が生まれ積極的に活動を行っています。また、看護師はもちろん、医師やコメディカルの方たちにも出張研修を実施し感染対策の実践率アップを図っています。
週1回、血液等からの検出菌、多剤耐性菌を監視して、抗菌薬が適切に使用されているか、感染対策が正しく実施されているかなどを確認し指導する活動をICT(感染制御チーム:感染担当医・細菌検査技師・薬剤師等)で行っています。その他、ICTニュースを発行し、感染関連情報を発信したり、感染発生時の対応などを行っています。
感染に関する疑問等が生じた時は相談を受け、一緒に解決できるように対応しています。

がん性疼痛看護認定看護師

がん患者さんでは、診断時には30%の方がすでに痛みを経験していると言われています。疼痛が強くなると日常生活に影響が及ぶと共に治療にも支障がでてしまいます。痛みは主観的なもので、身体的な苦痛だけでなく、精神面や社会面、霊的(スピリチュアル)にも大きく影響し、生活の質を低下させることにつながります。そして時にはがん治療の障害になることにもつながります。
私たちがん性疼痛看護認定看護師は、がん患者さんが苦痛なく、そのひとらしい生活を送ることができるように支援したいと考えています。所属している病棟だけでなく、院内全体のがんによる疼痛緩和に向けて、緩和ケアチームの一員として活動しています。全人的な視点で疼痛をアセスメントすること、効果的な薬剤の使用と評価、患者さんとご家族にとって生活の質が高まるような支援の方法を看護チームや他職種と共に考え、実践することを心がけています。

集中ケア看護認定看護師

集中ケアとは「生命の危機的状況にある患者さまへの救命治療」を意味し、治療や看護が行われないと危機的な状態に変化することが予測される場合も含んでいます。集中ケア認定看護師の主な役割は、集中ケアに関する最新の幅広い知識と技術を持ち、手術後や病気の急激な悪化、突然の容体悪化、重症度の高い患者さまの心身両面の的確な看護及びその家族の精神的なケアを実践するスペシャリストであることです。 生命の危機状態から脱すること、一日も早く日常生活に戻れるよう障害の程度を最小限に回復をめざすこと…それが皆さまへ看護を提供する際の目標となります。
具体的な活動内容は、危機的状態にある患者さまの日常生活援助・精神的支援を初め、全身の観察や病状から得た情報を分析し看護の方針や計画を立て回復への支援を行うこと、早期リハビリテーション(心臓リハビリテーション、呼吸理学療法、日常生活動作拡大、嚥下訓練)などです。

皮膚・排泄ケア認定看護師

創傷(褥瘡・ろうこう)ケア、ストーマケア、便・尿失禁ケアなどに関する相談や教育活動を行っています。
1.創傷ケア:褥瘡予防対策が浸透するよう教育活動と予防対策の改善のため、環境整備などを行っています。褥瘡・NST回診により、他職種と一緒に患者さまの栄養や褥瘡処置など最善の方法を考えています。 
2.ストーマケア:ストーマ外来を毎週月曜日午後行い、ストーマの診察・相談を行っています。入院中の方に関しても、適宜相談にのっています。 
3.便・尿失禁ケア:失禁による皮膚のトラブル予防について相談を行っています。                        その他、入院患者さま全体の皮膚が健康で、すこやかに入院生活が過ごせるよう、スタッフと一緒に考え質の高いケアの提供を心がけております。

認知症看護認定看護師

認知症とは、一度発達した脳の機能(認知機能)が何らかの脳の疾患に伴い進行性に低下し、生活が困難になった状態を言います。認知機能が低下すると自分の言葉で心身の不調や気持ちを伝えること、物事を最後までやり通すこと、時間や場所や人との関係あるいは状況を正確に把握することなどが困難になります。これら生活の困難さの代償として、長年培ってきた経験や体で覚えた記憶などの力を全て使い、日常的に繰り返される生活の危機を乗り越えています。
認知症看護認定看護師の役割は、認知症をもつひとの生活の困難さを理解し①権利を擁護するため意思表出をサポートする②認知症に伴う症状を緩和する③安心して暮らせるよう地域との連携を行う④家族のケアや介護の相談を行う⑤認知症ケアを広げ、深めるために教育活動を行うことです。具体的な活動としては、院内外での講義や毎週木曜日の午後を活動時間として各部署をラウンドし、認知症看護に関する個別の相談を行っています。

手術看護認定看護師

手術の種類は沢山あり、「大手術」「小手術」と分けられがちですが、患者さまにはどんな手術も一世一代の大イベントです。誰もが回復を望んで挑むその大イベントが無事に終わるよう陰で支えているのが手術室看護師です。手術看護認定看護師の役割は、「麻酔、手術侵襲による心身への影響を最小限にするための安全管理(体温・体位管理、手術機器の適正な管理等)」とされています。さらに、患者さまの手術侵襲が最小限になり、合併症を予防し術後の回復過程を促進するような看護実践が求められます。
具体的な活動として私は、手術が円滑に進行することを大前提に、患者さまの代弁者となり、安全・安楽・尊厳を守るよう努めています。手術室内ではスペシャリストとしての外回り・器械出し看護の実践、後輩の教育指導、またチーム医療を成功させるための雰囲気作りや調整などを行っています。また病棟ラウンドや病棟看護師の手術見学を通して、他部門との連携を深めることにも力を入れて活動しています。

緩和ケア認定看護師

緩和ケアとは病気の時期に関わらず苦痛を全人的(身体的・精神的・社会的苦痛、スピリチュアルペイン)にとらえ、病気に伴う苦痛を緩和するものであり終末期とういう特定の時期だけに適用されるとは限っていません。
私は緩和ケア認定看護師として、がんと診断されてから最期の時まで、患者さまがその人らしく生きていけることを目指し支援していきたいと思います。私は病気による身体症状を緩和し、その方法を患者さまが日常生活に取り込めるように支援していきます。また、病気や治療、社会生活などへ不安や葛藤、終末期における心の苦しみにも支援していきたいと思います。
御家族に対しては、患者さまが療養しているときから死別したあとに至るまで、御家族がさまざまな困難に対処できることを目指して支援していきたいと思います。

がん化学療法認定看護師

抗がん剤治療を受ける患者さま・御家族のサポートを行います。抗がん剤治療は、薬剤によっての副作用も多様化しており、様々な副作用を対処しながら生活されている患者さまが多いと思います。副作用に耐えるのではなく、最小限にできるようにケアや情報提供を行うことを努めています。また長期的な治療となることも多いため、勇気や希望を持ち続けながら自分らしく治療生活を送って頂けるように支援したいと思っていますので、いつでも御相談下さい。
院内教育としては、スタッフが化学療法治療看護に対して自信をもって行えるように学習会やマニュアル作成を行っています。スタッフの疑問や患者さまが抱える問題の相談に乗り一緒に考えていきます。

糖尿病看護認定看護師

糖尿病認定看護師は、文字通り糖尿病患者さまやそのご家族の療養のお手伝いをする看護師です。当院では、外来患者さまへは「生活相談外来」で個別に患者さまの糖尿病の療養生活が営めるようにお手伝いをしています。また、「フットケア外来」では、糖尿病の合併症である足病変の予防や早期発見のために、足のケアやご家庭で行っていただくケア方法の説明を行っております。
入院患者さまに対しては、糖尿病専門チームによる病棟ラウンドを行い、糖尿病のコントロールが入院中に問題なく行えるように支援しています。
糖尿病患者さま・ご家族さま、何かお役に立てることがあれば、いつでもお気軽にご相談下さい。

訪問看護認定看護師

病気や障害があっても住み慣れた自宅や地域で安心して暮らしたいと願う一方で、家族や周りのことを考えるとなかなか思い通りにはできないと考えている人は少なくありません。
「体から管がつながったまま家に帰るのは不安」「寝たきりでは家での生活はできないのでは」「最期は家で過ごさせてあげたいけど方法がわからない」「障害をもった子供の介護に自信がない、相談相手がいない」など、在宅での療養生活には十人十色それぞれの不安や悩みがあります。
訪問看護は他職種と連携して、そんな悩みの一つ一つを解決する方法を共に考え、支援していく在宅サービスですが、私はその知識と経験を活かして、病院の中からもそのようなサポートをしていきたいと考えています。病院と地域の連携を深め、退院後の生活も安心して過ごせるような支援体制を整えていくとともに、在宅での療養生活についてお気軽に相談していただけるような存在になれればと思っています。

摂食・嚥下障害看護

摂食•嚥下とは、食べ物を見て•味わい、口から胃や腸などの消化管へ送り込むことをいいます。脳血管障害等の患者さまや加齢による嚥下機能の変化により、食べ物を認識して胃や腸へ送り込む一連の流れが障害され、摂食困難となる場合があります。
摂食・嚥下認定看護師の主な役割は、食形態や食べ方を工夫することで食べる機能を獲得できるようサポートし、食べることで患者さまの楽しみや生き甲斐を支援することです。「食事中•食後•睡眠中にむせる、痰が絡む、食欲がない、食事に時間がかかる」など、お困りの際はいつでも各種外来にご相談下さい。
入院患者さまに対しては、毎週金曜日午後に摂食機能回診を行い摂食・嚥下障害の患者さまを医師・歯科医師・看護師・言語療法士・歯科衛生士と共にチームでサポートしています。