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中央検査室

中央検査室の紹介

臨床検査は病気の診断と治療のための情報を得るのに必須のものです。中央検査室では、技師一人一人はもちろん各部門が一体となって検査に取り組み、診療科に迅速に精度の高い検査結果を返すように努力しています。中央検査室の業務内容は大きく分けると血液や尿などを検査する検体検査部門と、直接患者さまに接検査する生理検査部門があります。検体検査部門は診察前検査として、採血後1時間以内に即時報告を行っています。外部精度管理調査参加や内部精度管理を行うことで、正確な検査結果を提供出来るよう努めております。生理検査部門では心電図・超音波・呼吸機能・脳波・筋電図・聴力平衡機能などの検査を行っています。待ち時間の短縮や、患者さまがより快適に検査が受けられるよう努めております。また、チーム医療の活動にも積極的に参加しています。

一般検査室 ( 尿検査・便検査・穿刺液検査等 )

尿(定性・沈渣)検査・免疫学的便潜血検査・穿刺液検査・髄液検査・寄生虫検査等があります。尿を検査することにより、尿中に糖や蛋白が出ていないか、また顕微鏡で赤血球や白血球、細菌や異常な細胞が出ていないかなど調べます。主に腎臓・尿路系疾患の異常を発見することが出来ます。便を検査することにより、消化器管出血の有無を調べることが出来ます。

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全自動尿分析装置

20170922chuken.JPG全自動便中ヒトヘモグロビン分析装置

 

血液検査

血液学的検査では、血算、白血球分類、骨髄検査、凝固線溶検査、血小板凝集能検査、血沈、血糖指標検査、血液ガス分析などを行っています。血液中の、赤血球数や血小板数、白血球数を分析器で計測することで赤血球数からは貧血の有無、白血球数、白血球分類からは炎症の状態や白血病が、血小板数からは出血傾向などが分かります。骨髄検査は血液が作られている場所から直接血液を採取し検査するもので、白血病やリンパ腫または貧血など血液疾患の検査です。血小板凝集能検査は、血小板の機能異常を調べる検査で、脳梗塞や血栓症の検査です。凝固線溶系検査は、出血傾向のスクリーニング検査です。肝硬変やDIC、心臓病などの治療判断にも検査を行っています。また、血糖指標検査は血糖・グリコヘモグロビンを測定し診察時に結果をみて診断に役立てています。

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自動血球計数装置
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血液凝固分析装置
免形態学的顕鏡検査
形態学的顕鏡検査
血糖・グリコHb測定装置
血糖・グリコHb測定装置
  

生化学的検査/免疫学的検査

生化学的検査は体液(主に血液、尿、穿刺液)の血液中の生化学成分(酵素・蛋白質・脂質・糖質・電解質・薬物濃度など)の定量分析を行います。肝機能,腎機能など主たる臓器の機能異常の診断には欠かせない検査となっています。主な検査項目は生化学スクリーニング、尿化学、免疫グロブリン、血清蛋白分析、感染症マーカー、腫瘍マーカー、ホルモン、アレルゲン、薬物検査の測定などです。免疫学的検査は微生物(ウィルス、細菌等)の感染した時の生体の免疫反応で出現する抗体の抗体価を測定する検査です。主な検査として肝炎ウィルス、梅毒、麻疹等の免疫抗体検査が含まれます。また、微量蛋白やホルモン、腫瘍マーカー等についても医師よりの緊急依頼があれば検査結果を、1時間以内に医師へ報告をしています。この結果から、客観的情報を医師に提供し、病気の診断、治療、予防に貢献しています。

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生化学・免疫検査機器
 

輸血検査( 血液型検査・交差適合検査・血液製剤管理等)

輸血は血液中の赤血球や血小板、凝固因子等の機能や量が低下に伴い、その成分を補充することを主な目的として行われます。手術や大量の出血、血液が十分に作れなくなった場合などに使用しますが、いろいろな副作用や合併症を起こす可能性があるため、これらを安全に使用するための輸血に伴う検査(血液型検査・交差適合試験など)や輸血用血液製剤の保管、輸血後の管理も行っています。善意の献血によって得られた輸血用血液が適性に使用されているかの管理体制も実施されています。また、手術に備えて患者様自身の血液を貯血する自己血輸血も行っています。これらを24時間検査体制で臨床検査技師が、輸血の安全性確保や適正な輸血実施のため従事しています。

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自動輸血検査システム
輸血検査
輸血検査

細菌検査室

細菌検査室は感染症などの病原性を持つ細菌、真菌、抗酸菌、ウイルスなどの検査をしています。培養という手段を用い人工的に菌を増やし、感染症などの原因菌を調べます。また、使用する薬剤を決定する為に薬剤感受性試験(薬の効き具合を調べる)などの検査をしています。他に院内で発生する特有の感染症である院内感染の病原菌をいち早く検出し、院内感染防止対策の情報提供や資料作成に協力しています。

同定・薬剤感受性パネル自動測定装置
同定・薬剤感受性パネル自動測定装置
安全キャビネット
安全キャビネット
細菌検査
細菌検査
 

生理機能検査室

生理機能検査室
生理機能検査室

生理検査では、心電図・超音波・呼吸機能・脳波・筋電図・聴力平衡機能などの検査を担当しています。検査技師が患者様と直接接する生体検査の部門であるため、正確かつ迅速な質の高い検査を提供することに加え、患者さまの立場に立って、リラックスした気持ちで検査を受けていただけるよう努力しています。心電図のように短時間で終わる検査は、随時行っていますが、腹部超音波のように食事の影響を受ける検査や脳波や筋電図検査のように時間を要する検査に関しては、緊急を要する場合以外は、予約制で検査を行っています。また心臓カテーテル検査や超音波ガイド下によるがん治療、スポーツ整形外来、健康管理センター業務など、他部門と連携しチームの一員としての業務にもあたる検査にも積極的に参加しています。

心電図検査

心電図検査
心電図検査

心電図検査

心臓は全身に血液を循環させるために、一定の規則正しいリズムで拡張と収縮を繰り返しています。心臓の収縮は電気的な興奮によって起きています。心電図は、その微弱な電気的興奮の変化を波形として記録する検査です。よって、記録された波形のリズムの乱れから不整脈が判断でき、波形の形状の変化から狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患を判断することができます。検査法方は、ベッドにリラックスした状態で仰向けに寝ていただき、両手首、両足首と胸に電極を装着して記録する簡便な検査です。手術前や入院時で 検査する場合と、動悸やめまい、胸痛などの自覚症状がある場合等に検査します。検査は痛みもなく数十秒間で終了します。所要時間は着替えの時間も含めて5分程度です。          

ホルター心電図(24時間心電図検査)

ホルター心電図検査

専用の携帯型心電計を装着して、日常生活の心電図を24時間記録する検査です。特に不整脈の診断に有用な検査で、不整脈の有無や頻度,不整脈の薬の治療効果,自覚症状との関係を調べるのに有効な手段の一つです。検査に際しては、装置の装着(一日目)と取り外し(二日目)のため二日連続して来院していただく必要があるため、緊急の場合を除いて予約制となっています。小型の装置を使用するので、仕事や学校での活動、睡眠等を大きく制限することなく、日常生活に近い状態の心電図が記録できます。検査時には、簡単な行動記録を記入していただき、生活活動や症状と心電図変化を対比して判断します。本院では、装着中の入浴やシャワーは避けていただいています。検査には前述のように二日間を要しますが、検査室にいる時間はそれぞれ30分程度です。

負荷心電図検査(マスター2階段法)・トレッドミル負荷心電図検査

マスター心電図
マスター心電図

マスター心電図

はじめに安静時の心電図を記録し、その後凸型の検査用階段の昇降運動をして心拍数を上げ再度心電図を記録、負荷前後の心電図の変化を判定する検査です。心拍数が増加したときに心電図変化をきたす、労作性狭心症の診断や心拍数の変化と不整脈の関係に関して判定できます。体重、年齢、性別によって階段の往復回数が決まります。この検査は負荷心電図検査の一つで、簡易的な負荷心電図です。随時検査を行っています。

レッドミル負荷心電図検査

トレッドミル負荷心電図検査
トレッドミル負荷心電図検査

トレッドミル負荷心電図検査

安静時の心電図では変化の見られない患者様などにさらに詳しく検査をするため医師の監視下のもとで負荷をかける検査です。ベルト上の動く歩道を歩いていただき、負荷前、負荷中~負荷後の心電図を装置で監視しながら時間ごとに心電図を記録する検査です。心拍数が増加したときに心電図変化をきたす労作性狭心症の診断や心拍数の変化と不整脈の関係に関して判定します。体重、年齢、性別によって目標の心拍数が決定され、症状や大きな心電図変化がない場合には、目標心拍数に心拍が上がるまで負荷が続きます。専用の装置が必要な検査で運動している時間は3~9分程度ですが検査時間は、着替えも合わせて総合30分程度の時間が必要で予約制となっています。

呼吸機能検査・基礎代謝検査

呼吸機能検査
呼吸機能検査

呼吸機能検査

喘息や肺気腫などの呼吸器疾患の早期検出、健康診断、治療効果判定、手術前健診(全身麻酔で手術を行う場合に麻酔時の呼吸管理を安全にするため)など、肺の機能を診るために行う検査です。 検査はマウスピースを口にくわえクリップで鼻をつまみ口だけで呼吸を行います。肺活量や気道の状態、肺胞と言うガス交換を司っている部分の状態、調べたい肺の機能によって、呼吸の方法や使用する専用のガスが異なりますが、技師が丁寧に説明し呼吸の合図を行うため心配ありません。検査の項目と検査の混み具合によって、予約で行う場合があります。

ABI・PWV

ABI
ABI

ABI(足関節上腕血圧比)とPWV(脈波伝播速度)は動脈硬化指数を測定する検査です。ABIは両手足の血圧を比較し、下肢の動脈に狭窄がないかを推測します。PWVは心臓が送り出した血液の両手足首までの到達時間から、血管の固さを推定する検査です。PWVは血管年齢の評価法として注目されている検査です 。仰向けの状態で両手首と両足首に血圧測定用のカフを巻き上肢と下肢の血圧を同時に測定して、脈波の伝わる速さ(PWV)と足関節/上腕の血圧比(ABI)を測定します。 血圧が高い方は圧が強くかかるため少し圧迫感があることがあります。測定時間は数分ですが、測定前に安静時間が必要な為、検査時間は、15分程度かかります。随時検査を行っています。

超音波(エコー)検査

超音波検査
超音波検査

超音波検査は、体に侵襲のない2~15メガヘルツの周波数の超音波を体内に発信し、体内の各組織から反射波してくる超音波を画像として映し出す画像診断検査です。体の様々な部分を描出することができます。健診や検診のスクリーニング検査はもちろんのこと、悪性疾患の質的診断や急性腹症などの緊急対応など様々な用途で使用されます。さらに、造影エコーやエコー下の治療などにも使用されます。本検査室では 1.腹部超音波検査 、2.心臓音波検査、3.表在臓器の超音波検査:甲状腺超音波検査(甲状腺エコー)・乳腺超音波検査(乳腺エコー)、4.頸動脈・下肢動静脈・末梢血管動脈・末梢血管静脈血栓・末梢血管静脈瘤、5.整形超音波検査 造影エコー などの検査と、エコー下の生検やエコー下治療の介助をしています。検査部位によって注意事項があることと、検査に時間を要する為、いずれの検査も予約制です。

1.腹部超音波検査

腹部超音波検査
腹部超音波検査

肝臓・胆嚢・膵臓などの上腹部臓器の形態や組織像の異常や腫瘍の有無と評価を行います。検診などのスクリーニングから精密検査、緊急検査まで幅広く用いられています。肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓や、必要に応じて胃・腸・大動脈・膀胱等も観察します。肝臓では脂肪肝や肝硬変、肝臓癌の有無等がわかります。胆嚢では胆石や胆嚢ポリープ、急性胆嚢炎がわかります。検査の際は技師の合図で呼吸をコントロールさせていただくことや、体の向きを変えていただきます。検査時間は30分程度です。緊急の場合を除いて、検査時前5~6時間程度の絶食で検査を行っています。

2.心臓超音波(心エコー)検査

心臓超音波検査
心臓超音波検査

心エコー検査は、心臓の形態や、心機能評価(収縮と拡張)、弁の状態、異常構造物の有無を観察します。検査時には、左横向きに寝ていただき検査を行います。狭心症や心筋梗塞等の虚血性疾患、心筋症、心房中隔欠損症、心室中隔欠損症等の先天性心疾患等を診断することができます。検査時間は40分程度です。医師が施行以降する経食道エコーの場合にのみ、食事の制限が必要になります。

3.表在臓器の超音波検査:甲状腺超音波検査(甲状腺エコー)・乳腺超音波検査(乳腺エコー)

甲状腺や唾液腺(顎下腺、耳下腺、舌下腺)の腫れやしこりの有無などが観察できます。乳腺エコーでは乳房の腫瘍の検出や質的診断に使用します。いずれの臓器もエコー下の穿刺吸引細胞診の検査にも超音波は欠かせません。

4.頸動脈・下肢動静脈・末梢血管動脈・末梢血管静脈血栓・末梢血管静脈瘤

頸動脈では壁の厚さや血管の狭窄を測定するできます。頸動脈の壁は内膜、中膜、外膜と三層で構成されていますが、IMTとは内膜と中膜の複合体肥厚度(IMT) を示し、この変化が全身の動脈硬化の程度を反映すると考えられています。特に血管内腔への隆起性形状を示すものはプラークと呼ばれ脳血管障害、虚血性心疾患、閉塞性動脈硬化症などの血管病発症リスクの指標となっています。下肢静脈のエコー検査では、下肢静脈瘤や深部静脈血栓の有無を調べます。静脈瘤の位置や逆流の程度を調べることができ、治療法の選択に役立ちます。下腿静脈由来の深部静脈血栓は致命的となりうる肺塞栓を生じる場合がありるため、下肢静脈を検査することは臨床的に重要です。

5.整形超音波検査

整形エコー
整形エコー

近年、整形外科領域の超音波検査(整形エコー)の有用性が注目されています。特に、他の画像診断では評価で出来ない軟骨や滑膜などの関節や靭帯、腱など周囲の軟部組織の評価、リアルタイム性を活かし関節や筋の動的評価や血流評価、非侵襲性を活かした経過観察を目的として検査が施行されています。腱板断裂や骨片などの直接的な所見に加え、軟骨や軟部組織、血流評価や動的検査などの新しい情報から炎症や修復過程など患部を総合的に診断することができます。また、非侵襲的で簡便に繰り返し検査可能で、診断だけでなく術後や治癒過程の観察等、診療へ情報提供をしています。整形外科領域のエコーを行っている施設はまだ少なく、本院は国内の整形エコーをリードしていく立場にあります。

脳波検査

脳波検査は、頭皮上に電極を付けて脳の電気活動を記録し、その機能を評価する検査です。痛みもありませんので、小児科、内科、神経内科、脳外科等(新生児から大人まで)広く用いられています。脳波検査とは、大脳が常に出している微弱な電気信号を増幅し波形として記録する検査で、てんかんの診断や治療効果、脳障害(脳血管障害、頭部外傷、意識障害、肝性昏睡など)の評価などに必要な検査です。脳の活動性を検査するため、検査時には、眼の開閉、光の点滅刺激、深呼吸などを行います。 記録している時間は30分ですが、電極の装着や取り外しも含めて検査時間は、60分程度かかります。緊急の場合を除いて、検査は予約制です。

神経伝導速度(NCV)

神経伝導速度検査とは、腕や足の末梢神経を電気刺激し刺激から反応の時間を測定して、神経の刺激伝導の具合(神経伝導速度)を評価する検査です。 神経に何らかの異常があれば、伝導速度は遅くなります。 臨床的には、各種の神経麻痺(肘部管症候群、手根管症候群など)の診断、糖尿病による神経障害、頚椎症と末梢神経障害との鑑別の検査として行われます。 電気刺激を加えますので多少違和感や、痛みを伴う場合がありますが、通常後に残ることはありません。 検査時間は項目により45分~1時間半かかりますので、予約制の検査です。

耳鼻咽喉科検査(眼振図・重心動揺検査・聴力検査・ティンパノグラム・語音明瞭度検査・SR・OAE)

主として聴力障害、平衡障害、眩暈、顔面神経麻痺などに関する検査を臨床医の協力を得て実施しています。特に、聴覚機能検査や平衡機能検査は多項目にわたる精密な検査を行っています。聴覚機能検査としては、純音聴力チンパノメトリーなど、さらに精密検査ではTTD、SISI、TTS聴性脳幹反応、蝸電図などを実施しています。緊急を要する聴力検査以外は、予約制です。