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リハビリテーション室

リハビリテーション室

リハビリテーション室では、理学療法士32名、作業療法士15名、言語聴覚士3名、理療助手2名が、都市部に約900平米の面積で、脳血管、運動器の種々の疾患に対して、歩行等移動手段の獲得、生活の方法の習得、言語などコミュニケーション手段の獲得など、皆様の日常の生活への復帰をお手伝いさせていただきます。本年度より365日のリハビリを実施することのなりましたので、より早くご自宅に帰るお手伝いができるかもしれません。また、患者さまの治療のために、日々スタッフ相互に卒琢同時、種々の勉強会や伝達講習等を実施しております。例年のことになりますが、日本理学療法学術大会や日本作業療法学会、種々学会にも臨床の一端を発表しております。また、入職後間もないスタッフに対しても、直近のスタッフがサポートしており、様々な疾患にも対応しております。ところで、基本的に当室で行われる治療・訓練は、患者さまのためのものであり、セラピストのものではありません。お気づきの点などありましたら、どうぞお気兼ねなくおっしゃってください。
応用運動療法室
応用運動療法室
理学療法室
理学療法室
作業療法室
作業療法室
言語療法室
言語療法室
水治療法室
水治療法室

理学療法

〈当院の理学療法について〉

理学療法は体幹や下肢に障害のある方に対し、身体機能の回復や動作能力の再獲得を目的に行います。当院では主に入院されている患者様を対象とし、外来では退院後のフォローを中心にさせていただいています。対象疾患は変形性股関節症・変形性膝関節症・大腿骨頚部骨折・腰椎圧迫骨折などの整形外科疾患、脳梗塞・脳出血後の片麻痺、頭部外傷後遺症、脊髄損傷、肺炎や悪性腫瘍による廃用症候群、など様々です。
2011年4月より、78床あるリハビリテーション病棟では、365日休まず理学療法を提供できる環境が整いました。また月・水曜日の夕方に開かれているスポーツ整形外来とも連携しています。

〈具体的には〉

関節の動きを改善するための運動や筋力トレーニング、歩行練習などの運動療法とともに、必要に応じて温熱療法や電気療法に代表される物理療法、プールでの水中歩行練習なども取り入れています。退院に際しては福祉用具の選定や住宅改修、在宅ケアの方法についてもアドバイスをさせていただいています。

〈その他の活動〉

病院で開催している糖尿病教室での運動指導や、新宿区内の保健センターで一般の方々を対象に行われている若返り教室の体操指導にも協力させていただいています。

作業療法

当院の作業療法では、急性期から回復期までの脳血管障害、頭部外傷、整形外科疾患、リウマチ性疾患などが対象疾患となっています。
作業療法では日常生活動作(食事・更衣・整容・トイレ・入浴)、家事(掃除・洗濯・調理・買い物)や趣味活動など、生活を行うために必要な動作の回復を目指しアプローチします。
これらの回復のために必要である、麻痺へのアプローチ、筋力向上、関節可動域拡大、感覚機能改善、高次脳機能の改善などを目標としたリハビリテーションを行います。また、ご家族への介助方法指導、必要な自助具の紹介、退院前の準備(必要な場合は、患者様のお宅を訪問し家屋チェックを行い、手すりやスロープ、福祉用具の選定など住宅改修の提案)なども行います。患者さまの早期回復と共に、退院後の生活の維持・向上につながる様、取り組んでいます。

言語聴覚療法

当院では、言語聴覚士は、主に脳卒中などによる失語症(聞く、話す、読む、書くことが障害される)や構音障害(唇や舌などの動きが悪くなり、ろれつが回りにくくなる)によるコミュニケーション障害や嚥下障害(食べ物を飲み込めない、飲み込めてもむせてしまう)の患者さまに対して個別で練習を行なっています。
具体的には医師の指示のもとに、言語聴覚士がコミュニケーションに関する評価を実施し、その結果に基づき個々の患者さまの症状や重症度にあわせて、カードやプリントなどを用いて言語機能や構音機能の改善を促し、円滑なコミュニケーションが図れるように練習をしていきます。嚥下障害は必要に応じて嚥下造影検査*を実施し、食べるときの姿勢や適切な食物形態の検討を行い、安全に口から食べられるように練習をしていきます。
言語聴覚士はコミュニケーションや食べることに支障がある方に、より円滑なコミュニケーションが可能になるように、安全にお食事が食べられるように、ご本人・ご家族に対して支援を行なっています。 
また、当院では、失語症の方を対象とした外来リハビリを実施しています。ご希望の方は、当院リハビリテーション科医師による診察が必要となりますので外来リハビリをご希望の方は、リハビリテーション科の外来受診を予約してください。

*嚥下造影検査:造影剤入りの食べ物を食べてもらい、レントゲンにて動画撮影を行なう検査

実績



 氏名論文タイトル雑誌名発行年月
論文上内哲男【高齢者の転倒予防 この10年の成果】
 医療施設における高齢者の転倒予防へのこの10年の取り組みと今後の課題
理学療法27巻5号 2010年5月
田中尚喜障害者にみられる足・趾の問題と対応 足の基本構造と外反母趾総合リハビリテーション38巻1号2010年1月
志村圭太カイザー病院での卒後PNF研修と海外生活PTジャーナル2010年12月
濱中康治・田中尚喜【動画で学ぶ異常歩行の分析】 履物・衣服と歩行理学療法26巻1号2009年1月
 氏名著書タイトル出版社発行年月
著書上内哲男 共著転倒予防らくらく実践ガイド学習研究社2009年4月
上内哲男 共著通院中の転倒にもお気をつけ下さい!
転倒予防のコツ伝授教室外出編CD-ROM
エーザイ2009年6月
志村圭太 共著PT臨床問題テク・ナビ・ガイドメジカルビュー社2011年1月
志村圭太 共同翻訳ティーチングピラティス有限会社 ナップ2010年5月
田中尚喜 共著臨床家のための腰痛に対する16のアプローチ医道の日本社2010年2月
田中尚喜 共著腰痛をすっきり治すコツがわかる本永岡書店2010年3月
田中尚喜楽しく踊って、一生介護いらず!
介護予防のための7つのダンス・エクササイズ
講談社2009年8月
田中尚喜腰痛・下肢痛のための靴選びガイド 第2版日本医事新報社2010年9月
 氏名発表演題名学会名発表年月
学会
発表
濱中康治超音波画像による運動課題別の側腹部筋厚比較第46回日本理学療法学術大会2011年5月
春山若葉背臥位での反対側股関節屈曲運動と努力呼気が側腹筋厚に及ぼす影響第46回日本理学療法学術大会2011年5月
多田裕一股関節屈曲肢位の違いが 側腹筋筋厚に及ぼす影響第46回日本理学療法学術大会2011年5月
原間浩太移乗動作に関連する転倒経験者の特性
-移乗動作自立後の転倒群と非転倒群の比較-
第46回日本理学療法学術大会2011年5月
志村圭太米国カイザー病院での卒後PNF研修と海外生活理学療法科学学会秋季学術大会2010年11月
志村圭太カイザー9カ月コース Up To Date日本PNF学会学術集会2010年9月
濱中康治対数モデルを用いた脳卒中片麻痺患者の予後予測
急性期患者への適応の検討
第45回理学療法学術大会2010年5月
長崎稔回復期リハビリテーション病棟脳卒中片麻痺患者における病棟内歩行自立者の転倒調査第45回理学療法学術大会2010年5月
坂詰俊雄体幹機能改善により歩行器歩行見守りまで到達した多発性脳梗塞の一例第29回東京都理学療法学術大会2010年6月
中島裕介移動能力改善により早期退院につながった一症例第29回東京都理学療法学術大会2010年6月
中島啓介歩行時の下肢振り出しの改善に難渋した右視床出血による左片麻痺・失調症状を呈した症例第28回東京都理学療法学術大会2009年6月
梅村悟脳卒中片麻痺患者のTimed Up and Go Testにおける麻痺側廻りと非麻痺側廻りの時間差について第44回日本理学療法学術大会2009年5月
永井洋当院回復期病棟における大腿骨近位部骨折患者の自宅復帰に関与する因子第44回日本理学療法学術大会2009年5月
加藤秀卓骨粗鬆症における脊椎圧迫骨折患者の起き上がり方法第44回日本理学療法学術大会2009年5月
河村麻衣人工股関節の術後脱臼率
~回復期病棟での作業療法の介入との関連・第一報~
第44回日本作業療法学会2010年6月