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初診担当医が診察します。精神科の診察では現病歴を理解するために、背景としての生活史や性格、家族歴、現在の生活状況などをくわしくお聞きすることがあります。初診診察後、引き続き通院診療が必要な方には主治医と診療日とを決定して、今後の診療計画を立てます。たとえば治療開始に当たって必要な諸検査、薬物治療の方針、通院精神療法等々。通院治療を継続するなかで必要な場合には臨床心理士による心理・性格検査やカウンセリングを併用してもらうこともあります。
重症度や希望に応じて、適応がある場合には入院治療もお受けしています。病棟は総合病院の一般病棟ですので、ご本人の意思による入院のみです。当院5階(5B病棟)に20床の病床が用意してあります。入院治療はつぎのような場合にとくにお勧めします。しかしその他の場合でも、入院希望がありましたらご相談ください。
わたしたちの科は『精神科』を標榜し、「こころ」と「からだ」の両方にまたがるさまざまな障害に応じています。精神科医療であつかっている「こころの障害」も、心身医療やメンタルヘルス医療で増加しつつある心身症やストレス障害などの問題も、わたしたちの診療科で対応しています。
たとえば「うつ病」を例にとりましょう。以前はとくべつな精神の病とみなされていました。しかし精神医学や臨床心理学の研究がつみかさねられて、現在では「こころの風邪」と呼ばれることもあるほど、悪条件さえそろえば誰もがかかりうる病気であることが知られています。そして風邪がそうであるように、予防と初期治療の重要性もあきらかになり、治療面でも日進月歩しています。自分で簡単にチェックできる自己評価表もメディアをとおして普及してきました。しかも個人や家庭内にとどまらず、学校や、とくに職場でのメンタルヘルスの中心問題としても取り組まれるようになりつつあります。生活のストレスが声高に叫ばれれば叫ばれるほど、うつ病を理解し、早期に専門家と相談しながら対処することが求められます。
もちろんこのようなことが当てはまるのはうつ病だけではありません。わたしたちの科は専門的経験をふまえて、さまざまな心身の障害の緊急の課題にできるだけ親身に、かつ臨機応変に応じようと思っています。当科で扱っている医学的および心理的事例のリストをつぎに示しますが、これはあくまでも参考資料として、ひとまずは専門科に相談してみようという気楽な、しかし積極的な気持ちで受診されることをお勧めします。
当科では、近年増加傾向である様々な認知症の診断、および認知症の周辺症状に対する治療・対応を積極的に行っております。ご気軽にご相談ください。
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